【まとめました】12/16~1/15の執筆記事一覧

▼rockinon.com

【ライヴレポート】

MY FIRST STORY@幕張メッセ国際展示場 展示場9~11

【終演後ブログ】

MY FIRST STORY、フルオケ編成の幕張ワンマンを観た!

【コラム】

米津玄師“ピースサイン”×『ヒロアカ』コラボMV、その胸が熱くなる共鳴ポイントとは?

flumpool、活動休止前からリリースが決まっていた新シングル『とうとい』が教えてくれること

 

 

▼「Skream!」2018年1月号(1/5発行、表紙:WANIMA/SILENT SIREN

 【インタビュー】

FERN PLANET

【ディスクレビュー】

・ ぐるたみん「英雄は今夜僕たちが作る。」

the peggies「super boy ! super girl !!」

片平里菜「愛のせい」

mol-74「▷ (Saisei)」

【特集】

Skream! BEST CHART 2017

 

 

リアルサウンド

【ライヴレポート】

フレデリック@Zepp Tokyo

 

▼SPICE

【ライヴレポート】

THE ORAL CIGARETTES@新木場STUDIO COAST

  

 

▼SOGO TOKYO「LIVE & INFORMATION」2018年2月号(1/15~2/14)

【ディスクレビュー】

Brian the Sun「the Sun」

 

 

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※この1ヶ月で更新したブログ記事

Twitterフォロワー数500突破記念企画!今夜はなんでも答えます(後編)

新年のご挨拶と2017年間ベストの話

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◎原稿を書いた案件以外では以下のライブにお邪魔してきました。

① 12/18 THE CHARM PARKduo Music Exchange

 

②12/22 mol-74@TSUTAYA O-WEST

 

 

 

 

新年のご挨拶と2017年間ベストの話

いつも記事を読んでくださっている皆様。SNSを通じてメッセージを下さる皆様。ご関係者の皆様。アーティストの皆様。友人・知人の皆様。今、この文章を読んでくださっている皆様。

 

年が越してから既に数日経過していますが、あけましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

2017年は、絡まった糸を解いていくような一年でした。というのも、年末に更新した記事の中でチラッと書いたのですが、春ぐらいにスランプに陥ったことがやっぱり自分の中で大きくて。その時期は公私ともに自分の人生や価値観を揺るがすレベルの大事件に次々と見舞われてしまいまして、精神的なショックを受けていたところでした。それで、今までに自分の書いた原稿に対して何だか面白くないな~と感じるようになってしまい、書いては消して書いては消して……を繰り返すようになり、結果、ひとつの記事を完成させるのに普段よりもかなり時間がかかってしまったのです。まあプロなので、時間はかかれど、クライアントに納品した原稿に関してはすべて満足のいくクオリティに仕上げてはいるのですが、それでも「書けない」という感覚のあったあの時期は、間違いなく、私にとってはスランプと呼べる時期だったように思います。

 

ただ、原因が分かっていたことが本当に救いで。精神的なショックによって自分の中の価値基準が狂ってしまったのならばそれが戻るのを待っていてもしょうがないし、つまらないな~と感じるようになってしまったのなら面白いと思えるものを新たに書けばいいだけの話だし……ということで、今までとは違う、だけど変わらず私の物だと胸を張れる文章を書くために、改善策をどんどん試していく一年になりました。それが予想通りに成功して今は自分の文章が面白いと思えているし、やっぱりこの人の書く文章が好きだな~(笑)とも思っています。

 

今までは無味無臭な文章だと散々言われてきたのに、昨年の夏ぐらいから「アクが強い」「一癖ある」などと言われることの方が多くなっていきました。良し悪しはとりあえず置いておいて、そのことがこの一年をよく象徴していたように思います。ごっちゃごちゃの渦の中で、自分が本当に守らなければならないもの/そこまで意地張る必要のないもの の分別をつけて、一つひとつを解いていったことにより、「これはもしかして独自開発なのでは?」という部分を見つけることもできました。今年はそこを伸ばして、応用していくための準備に時間をかけたいですね。勉強の年だ。

 

引き続き良い文章を書いていきますので、今後ともよろしくお願いいたします!

 

 

 

 

さて、ここからは別の話題。「Skream!」1月号に掲載されている2017年の年間ベスト企画、私も参加させていただいたのですが、この中の「CD10枚」を選盤するにあたって、自分の場合は25枚ちかく選んでからじわじわ絞るなどの作業をしていたりするので、そのラインナップを公開してみようかなと思います。気になる作品があれば、ぜひ聴いてみてください。なお、選盤基準に関しては、件の記事にコメントを出しているのでそちらをご参照ください。

 

プレイリストも作ってみたのでよろしければ。→「2017年間ベスト25 by @_8suka」をApple Musicで

 

試聴用みたいな意味を込めて各作品から一曲ずつピックアップしていますが、気になった曲があればアルバムまるっと聴いてみてほしいな〜というのが本音です。

 

 

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1.米津玄師「BOOTLEG

2.YUKI「まばたき」

3.indigo la End「Crying End Roll」

4.Base Ball Bear「光源」

5.GRAPEVINE「ROADSIDE PROPHET」

6.SKY-HI「OLIVE」

7.OKAMOTO'S「NO MORE MUSIC」

8.Maison book girl「image」

9.9mm Parabellum Bullet「BABEL」

10.go!go!vanillas「FOOLs」

11.ONE OK ROCK「Ambitions」

12.ぼくのりりっくのぼうよみ「Noah's Ark」

13.wind-s.「INVISIBLE」

14.LEGO BIG MORL「心臓の居場所」

15.PELICAN FANCLUB「Home Electronics」

16.アンテナ「モーンガータ」

17.私立恵比寿中学「エビクラシー」

18.BOMI「A_B」

19.フレデリック「TOGENKYO」

20.CHAI「PINK」

21.Charisma.com「not not me」

22.あいみょん「青春のエキサイトメント」

23.NICO Touches the Walls「OYSTER -EP-」

24.King Gnu「Tokyo Rendez-Vous」

25.焚吐スケープゴート

 

 

 

Twitterフォロワー数500突破記念企画!今夜はなんでも答えます(後編)

8suka-blog.hatenablog.com

 

すっごい今更で申し訳ないのですが、これ👆の後半戦です。前半で答えられなかった分の質問をすべて取り上げております。

 

では、早速スタート◎

 

 

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【まとめました】11/16~12/15の執筆記事一覧

▼SPICE

【ライヴレポート】

LEGO BIG MORL×Base Ball Bear@TSUTAYA O-EAST

go!go!vanillas@Zepp Tokyo

flumpool@パシフィコ横浜 

 

 

▼「Skream!」2017年12月号(12/1発行、表紙:amazarashi/SHE'S)

 【インタビュー】

LOCAL CONNECT

ライターイチキューゼロイー
【ディスクレビュー】

・ クアイフ「愛を教えてくれた君へ」

・Saku「Say Hello」

・一之瀬ユウ「君との境界」

・H△G「イタズラなKiss と ラブソング。」
DADARAY「DADASTATION」

 

 

リアルサウンド

【コラム】

アコースティック編成はバンドシーンに新たな風を吹かせるか? NICO、バニラズらの動きから考察

NICO Touches the Walls 、go!go!vanillas、フレデリック、アンテナ)

 

▼SOGO TOKYO「LIVE & INFORMATION」2018年1月号(12/15~1/14)

【ディスクレビュー】

・Charisma.com「Charisma.BEST」

 

 

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◎原稿を書いた案件以外では以下のライブにお邪魔してきました。

①11/17 LINE wanna be Anchors / 神はサイコロを振らない / ユアネス

 

 

②11/25 「1125/2017 -ニコフェスト!-」

 

③12/12 I Don't Like Mondays / King Gnu / FIVE NEW OLD / noovy(Acoustic Set)

 

 ④12/15 アンテナ

 

 

 

【まとめました】10/16~11/15の執筆記事一覧

▼アンテナ オフィシャル案件

【ライナーノーツ】※フライヤー、関係者資料等に掲載

・「モーンガータ」

 

 

▼TOTALFAT オフィシャル案件

【ライヴレポート】

TOTALFAT@新木場STUDIO COAST

 

 

▼LINE wanna be Anchors オフィシャル案件

【キャッチコピー】

・「Braille」CD付属帯

 

 

▼SPICE

【ライヴレポート】

SHE'S@草月ホール

パノラマパナマタウン@新宿LOFT

BIGMAMA@日本武道館

「テレビ朝日ドリームフェスティバル2017」2日目

(KEYTALK、西野カナ、WANIMA)

【クイックレポート】

八王子天狗祭2017

MAGIC OF LiFE

Halo at 四畳半

フラチナリズム

Rhythmic Toy World

 

 

▼「Skream!」2017年11月号(11/1発行、表紙:MAN WITH A MISSION/in NO hurry to shout;)

 【インタビュー】

Crahs クボタクト(Vo/Gt)・クボケント(Dr)
【メールインタビュー】

BOYS END SWING GIRL 冨塚大地(Vo/Gt)
【ディスクレビュー】

イトヲカシ「アイオライト / 蒼い炎」

・LINE wanna be Anchors「Braille」

 

 

リアルサウンド

【ライヴレポート】

WEAVER@Zepp DiverCity

 

▼SOGO TOKYO「LIVE & INFORMATION」2017年12月号(11/15~12/14)

【ディスクレビュー】

BUCK-TICK「BABEL」

 

 

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※この1ヶ月で更新したブログ記事

BIGMAMAと亡霊と存在証明書と

「子ども好き」の才能

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◎原稿を書いた案件以外では以下のライブにお邪魔してきました。

①10/26 sumika@国際フォーラム ホールA

 

②11/15 UNISON SQUARE GARDENZepp Tokyo

 

本編ラストのベタさ加減がカッコよかった……!

 

 

 

 

 

「子ども好き」の才能

その日は21時からインタビュー取材の予定が入っていた。渋谷方面の電車に乗り込むと、日曜日の夜だからか、周りの人はお出かけ帰りみたいな感じの人が多い。私の向かいに座っていたのは男女2名ずつ、カップル2組。持っている紙袋を見る限り、あの街のショッピングモールにでも行ってきたのだろう。

 

1駅分ボーッとして、取材のイメトレをしておかなければと2駅目でメモとiPhoneを取り出した。こうなると完全に集中モード。しかしその結界はすぐに破られてしまった。イヤホンから流した音楽をぶち破って聴こえる、甲高い騒ぎ声。カップルと私の間の通路を追いかけっこする、姉と弟と思しき小さな女の子と男の子。往復を繰り返す度に私の足にガンガンと当たる、二人の小さな足。両親はドアの近くに立って「こらこら~」と声をかけてはいる。叱る気なんてないんだろうな。苛々が募ってきたので顔を上げると、正面に座っていたカップルたちはその子たちの様子を見て微笑んでいた。かわいいね~、元気だね~、みたいな感じで。

 

 

 

 

私は小さな子どもが苦手だ。そう気づいたのは高校生ぐらいの時だったと思う。ちょっとヤンチャな子が公共の場で騒いているのを見て、私の友人は先述のカップルのようなリアクションをとる人が多かったが、うるさいから静かにしてほしいなと思ってしまうから、自分にはそれがどうしてもできなかった。女の場合は特に「子どもが苦手だ」とは大っぴらに言えないというか、〈女は子供好きでなければならない〉みたいな風潮は自分の周りだけではなく世間全体に蔓延している風潮のように思えて。土日祝日のフードコートが苦手で、Zepp DiverCityに行くまでの道のりを憂鬱に思ってしまう自分は〈普通〉からズレているんじゃないかと、徐々に実感し始めた。

 

子どもを産んで母親になればその価値観は変わるよ、と言われたこともある。でも、そういう未来を全く想像できないんだからそんなこと言われても呑み込めるわけがない。で、〈そういう未来を想像できない〉ということは例えば結婚を視野に入れてお付き合いしても交際相手とその辺の価値観が合わないということもあったりして、わりとシビアというか、深刻な問題だったりする。

 

子どものヤンチャすら許せないなんて、もしかして私は心の狭い人間なんじゃないか。性格に問題があるんじゃないか。そう気づいたらもう自己否定の沼みたいなのに沈んでいってしまって。多分今から2年前ぐらいかな。もうどうしようもなくなった時に私は母親にそれを話した。相談みたいな重苦しい感じではなく、「今日云々かんぬんでイライラしちゃったんだよね~、ははは~」みたいなノリで。きっと、以前他の人に言われたのと同様に「母親になれば変わる」的なことを言われるんだろうなあと思っていたけど、返ってきた答えはそうではなかった。母が話していたのは、私が小さい頃から大人しくて公共の場でも騒ぐような子どもではなかったこと、それから、幼い頃の自分がそうだったから「ちゃんとしていない」子どもが許せないんじゃないか?ということ。何か温い言葉で適当にかわされるもんだと思っていたけど、普通に分析されて笑った。因みに、焼き鳥は断然レバー派な私だが、母曰く、「それは離乳食にレバーを混ぜていたからだ」とのこと。刷り込まれたものはこうしてこびりついている。

 

 

 

 

電車の中でキャッキャと走り回る名前も知らない子どもたちと、自分の前で柔らかく笑う2組のカップルを見て、あの時の母との会話を思い出した。そしてそこからグルグルと考えてしまうのが私の悪い癖。小さな頃本当にお行儀の良い子だったかどうかは記憶にないから自分には分からない。だけどよくよく考えたら、同級生に注意したのがキッカケで小学生時代にいじめられていたのも、スカートの丈が膝より短いだけで上級生からシメられるというくだらない慣習があった中学校で先輩からそれなりに好かれていたのも、そうしてさらに同級生からは嫌われていったのも、その辺りが根本的な原因なんじゃないかと十数年越しに気づかされる。ということは、母の言っていたことは案外その通りなのかもしれない。妙に納得できた。

 

 

 

 


――って、何かすごく暗い内容になってしまったけど(笑)、元々何でこのことについて書こうと思ったのかというと、先にも触れたとおり、特に女性って「子どもが苦手だ」と言いづらいもので、だからこそ自分だけの力でどうにか直そうと人知れず悩んでいる人が実は少なくないんじゃないかと思ったから。そういう人たちに「あなたはおかしくなんかありません」と伝えたかったから、です。これを読んだどこかの誰かが「いや、こいつの場合はただ単に性格に問題があるだけだろ」と脳内でツッコんで、それで少しでも気持ちが軽くなるのならば、物書きとして本望かな。

 

 

 

 

 

BIGMAMAと亡霊と存在証明書と

日付はとっくに変わった。

 

今日の夜、BIGMAMAを観るため、そしてその様子をライヴレポートに書くため、日本武道館へ行く。原稿完成させて、もはや朝じゃん、と布団を敷きながら、「17時半開演で、武道館の関係者受付は大抵混むから30分前には到着しておきたくて、それならこのぐらいの時間に電車に乗らないといけなくて……」と考えていたら、瞳がじわっと滲んだ。それで今、慌ててパソコンをもう一度開いたところ。憧れていたあのバンドの記事を書くことになった時も、こんな感じにはならなかったのに。

 

 

 

いや、きっと欠伸したせいだ、と一瞬思ったけど、そういう無駄なものを全部吹っ飛ばして、何でだろう、って考えてみる。

 

一つは単純に、BIGMAMAをついに武道館で観られる!という事実がめちゃくちゃ嬉しいからだ。

 

BIGMAMAをちゃんと聴き始めたのは、高校3年生の頃。受験勉強真っ只中&塾行かず外に出ずでラジオがお友達だったその時から、バンドものをよく聴くようになり、先に[Alexandros]*1の方にハマって、そこからBIGMAMAを知った。それから今日に至るまで、リリースはリアルタイムで追っていたし、予定が合えばライヴにも行っていたわけだけど、そうこうしているうちに、[Alexandros]は武道館ワンマンを2回終え、また、ここ数年のシーンの温度感も相まって、若い世代のバンドがブレイクの勢いに乗っかって、バンバン武道館ワンマンを打つようになった。でもなかなか、その時は来ない。もうここまで来たら焦ることなく、然るべきタイミングで堂々とあの舞台に立ってほしいと思ってはいたけど、正直いろいろなバンドの「武道館ワンマン決定!」というニュースを見るタイミングで私の脳内ではBIGMAMAの名前がよぎっていて。それでやっぱり、ああ、やっとだ!という気持ちが出てきちゃうんです、どうしても。

 

 

 

そして二つ目の理由は、ちょっとややこしい。以前、UNISON SQUARE GARDENについてのブログでこんなことを書いたんだけど――

 

一体感が生み出す素晴らしさだって知っているつもりだけど、そもそもiPodにイヤホンを挿し込んで音楽を聴くときは大抵1人なのに、なぜライヴになった途端、〈常に〉〈みんなで〉楽しまなきゃいけないのか。自分の性格が決してオープンではないということもあって、フロアに充満したどこか体育会系なノリに居心地が悪くなっていた。もしかしたら私はここに居てはいけない人間なのかもしれない、とすら感じることもあった。それでも〈ライヴレポートを書く〉という仕事があればここに居ていいという理由になる。関係者用のパスは、私にとって存在証明書だった。

 

これは何か一つ大きなキッカケがあって生まれた感情ではなく、大学生になってライヴに行けるようになり、いくつかのバンドを観ているうちに積もっていったもので。誤解を恐れずに言ってしまうと、その〈いくつかのバンド〉の中にBIGMAMAも入っていた。モッシュクラウドサーフ、肩車(?)、シンガロングなどの現象やそれを行っている人を否定したいわけでもないし、「居てはいけない」なんて誰にも言われてないから完全にこっちが自意識過剰なだけである。教室の隅っこで生きてきた人間からしたらその光景が眩しすぎたという、本当にそれだけの話だった。

 

念のため書いておくと、BIGMAMAのライヴやオーディエンスが嫌いだったということではないです、断じて。好きだからこそ、「ここに居ていいんだよ」って誰かに言ってほしかった、という方が正しい*2。それで何というか、BIGMAMAはもう、自分の中のコンプレックスの象徴的な存在になっていってしまった。〈書く理由を作ってくれたバンドの一つ〉という、特別な存在になっていってしまった。

 

だから、この1年間、もがきながら書いていた。

 

昨年12月のクリスマスライヴ

spice.eplus.jp

 

「THE BEGINNING 2007.02.10」。

spice.eplus.jp

 

ツアー初日の母の日公演。

spice.eplus.jp

 

毎年恒例のUKFC。

spice.eplus.jp

 

そして、今日の武道館。

 

立て続けに「ライヴレポートを書いてほしい」と声を掛けてもらえたこ*3、そうして「あ、私の居場所があるんだ」と実感できたことは、心の底から嬉しい。しかし書けば書くほど、若い時に抱いたあの感情はもう一生拭えないんだなという自覚に苛まれる。でも、ごちゃ混ぜになったこの感情があるからこそ、筆は進む。クリスマスライヴの日とツアー初日は、会場に早めに到着して、複数人で楽しげに話しているファンの子たちのことを数十分間眺めたりもした。もうとことん堕ちた方が、良い文章が書けると思ったから。

 

何も分からず霧の中を歩いていると不安でいっぱいになるけど、その正体を分かったうえで、地獄に飛び込んでいく方がよっぽど怖いです。でも、それをやらないと、私がライターやる意味なんてない。もうどうしようもないんだっていうことを、この1年、顎痺れるほど噛み締めた。 結局、「武道館で序章が終わる」と言うあのバンドの未来を一緒に見届けたいから、書いて書いて書いて、亡霊を迎えに行くしかないわけです。懲りることなく。自分のことを一つ救う度に「救われない仕事だなあ」と思いながら、どうにかこうにか生きてます。

 

 

 

*1:当時は[Champagne]

*2:深く考えずにやっていたけど、今まで取材で行ったライヴのパスやセトリを全てファイリングして保存しているのも、きっとそういうことなんだろうな

*3:これだけ継続的にお仕事をいただけることはもう、この上なくありがたいことです。感謝しかない