「ミレニアル世代」という単語に対する嫌悪感について

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ミレニアル世代。


iPhoneで打とうとしたら予測変換に平然と出てきて、そんなことからも浸透具合を実感したのだけど、SNSやニュースサイトでこの単語を見かける機会がかなり増えてきた。 そんななか、私はこれに気持ち悪さを感じている。


どうしてか。考えてみようとしたところ、参考になる記事を見つけた。

 

agenda-note.com


おもちゃのコンパクトからリアルのコスメに――様々な企業とのコラボレーションによって続々とリリースされるセーラームーンの大人向けグッズに対してワクワクする気持ち、そして「今なら出せるお金はある」と言ってしまえる事実に気づいてはいる 。


また、ORANGE RANGEがフェスでめちゃくちゃウケているのは、彼らが2000年代前半にリリースした代表曲を惜しげもなく演奏しているから だし、その時期に思春期を過ごしていた層がフェスに行けるほどの財力を手に入れたからだ。


確かに私たちはF1層。しかし「ミレニアル世代」とは実体のない幻想。ここで定義される「ミレニアル世代」に当てはまる年齢の人間だからこそ、その辺りに対する自覚は確かにある。


だから気持ち悪く感じたんだ。


それを逆手に取りながら訳知り顔で情報を「提供」し、商売に繋げる「若者」のあざとさが。
また、ニューカルチャーの出現だと疑いもせず、必要以上に「若者」を持て囃す「大人」の軽率さが。
そんな二者によって構築される、コミュニティの存在が。


相手の話を聞こうともせず理解しようともせず、他者の考え・価値観を否定する行為はあまり褒められたものではないが、考えなしに それを呑み込む行為も、また醜い。


人が時代に置いていかれる瞬間は、加齢によってではなく、思考の停止によって訪れるものなのかもしれないと思った。