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蜂須賀ちなみの日記帳

独言

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(書き溜めていたひとりごとの羅列)

 

腑に落とす作業はつらい。書けばきっと救われると思っていたけど、あの日からずっと、温い闇が身体の上に横たわっている。脱ぎたくても脱げない。 

 

11/16に観たバニラズのライブが素晴らしかった。この1年間、バンドにはいろいろなことがあった。私が知り得ないところまで行って、何かを見てきて、大事なことを掴んで帰ってきたんだなってことが分かるライブだった。だからこそ原稿がなかなか書けなかった。私が知り得ないその場所のことを、私の語彙で表現できるのかと。でも納得して書き上げた原稿を見たら、驚くほど私だった。「パブロフの犬」って単語とか特に。いい文章書けたんじゃないかと思うよ。

 

人と人を結ぶ絆なんて外から見えないものなのに、あなたには悲しみの権利がないと、どうして決めつけることができるんだろうね。

 

自分の信じるものくらい自分で決めなよ、面倒くさい、という気持ちと、編集された情報を世界の全てみたいに信じちゃって、脳みそ回さず生きている人を憐れむ気持ち。両方あるから少し生きづらい。

 

冬の朝みたいな文体になりたい。

 

今期のドラマ、ハマったのは「グランメゾン東京」、「G線上のあなたと私」、「俺の話は長い」。「シャーロック」も時々。「孤独のグルメ」も好きだけど、人が幸せそうにごはん食べてるのを見るの、何が楽しいのか自分でも分からない。

 

年末恒例、今年のベストディスク候補を考えている最中、アルバム単位よりも曲単位の方が印象に残っているんだよなあと気づく。完全にストリーミングサービスの影響。Spotifyの有料会員になったから。

 

「自分の機嫌は自分でとれ」はごもっともだけど、浸透しすぎると息苦しいな。強がりの空気が蔓延するというか。

 

3月のライオン」新刊……!!!。

 

ポテトサラダが好きというだけで同志と思ってはならない。なぜなら、マヨネーズの味を基調としたポテサラが好きな派閥と、ジャガイモ本来の味を打ち出したポテサラが好きな派閥が存在するからだ。両者の間の溝は深い。一歩間違えると戦争が起こる。

 

今年めっちゃ風邪ひく。気温差よ。

 

有名税って何だろうと、俳優への罵詈雑言を見て思う。その人は有名になりたくて俳優になったのではなく、演劇がしたくて俳優になったのに。徴収されるものと享受できるものが見合っていない。「どうせこれが欲しいんだろう」とあなたが思っているそれは、あなたが羨み欲しがっているものであって、彼にとってはそれほど魅力的ではない。プロをなめるな。己の低俗さに気づけ。

 

同じドラマを見ているはずなのに、すれ違いまくる現象。

 

彼氏ではなく交際相手と言うとニュース記事かよと言われる。

 

龍になりたい。雑音など聞こえないほど上空へと。

 

背中に滝が通っている人に惹かれる傾向にある。

 

定食屋のテーブルにあるのりたま。

 

仕事机にドラえもんを並べてしまう本能。癒しの丸型フォルム。冷静さを取り戻させてくれる青色。

 

のび太くんと真逆の人間になってしまったなあ。私は人の幸せを願うことができない。好きな人を笑わせたいのは、その人を幸せにしたいからではなく、私がその人の笑顔を見て幸せな気持ちになりたいからでしかない。

 

「前髪 切りすぎた」検索。

 

飲酒しながらアイスを食べて読書している時が今は一番幸せ。

 

知らない人にはついていっちゃだめよ。顔を突き合わせて一緒に仕事した人以外は信じちゃだめよ。

 

Tポイントでステーキ食べた。

 

春が来るたびに、夏が来るたびに、秋が来るたびに、着る服がないと思ってしまうのはなぜか。クローゼットに入っているそれは何ですか。なぜ分からなくなるのですか。

 

その点、冬は楽だ。魔法の言葉「ニットでいいや」で思考停止できる。

 

500円玉貯金、7、8万ぐらい貯まっているのに銀行行けなくて結局そのまま。あれで財布買い替えたいんだが。

 

ビュッフェで蟹を取るな。労働に見合う報酬を得られないぞ。

 

IEを普段使いしているウェブ業界の人間なんて信用できない。

 

性格診断も占いも別に信じてないけど(心理学やったことある人間大抵そうなるでしょう)、しいたけ占いは毎期チェックする。要は占いって言葉を売っているわけで、「これ私のこと?」と思わせる文章力があるということ。あの人は比喩の表現が絶妙だ。


人間関係ってじゃんけんみたいだと、そして自分はグーの人間だと気づいてから、同じくグーの人間に出会った時は、あいこになってぶつかり合わないよう立ち回っている。

 

最近「またひとつ大人になった」と感じたこと。湯舟で寝落ちして溺れることがなくなったこと。インゲンを食べられるようになったこと。

 

台風を言い訳にした宅飲み。出張を言い訳にしたひつまぶし。

 

自分の中の青春の象徴にあたるものが、死の匂いと強く結びついているから、結局すべてが翳ってしまう。

 

どう見たって善い人の書く文章ではないのに、どうして善い人を求められなければならないのだろう。できませんし、いたしません。