ラジオ番組で言うふつおたの募集みたいなことをテキストベースでできないかなと思い、質問箱を始めました。今回のブログは、そこに届いていた質問に答えていく回です。集計期間は2019/6/23~7/25。質問した覚えのある人はぜひチェックしてみてください!
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1.
A.蜂須賀さんのようになりたい=ライターとして記事を書くことを仕事にしたい、それでお金を稼ぎたい、という解釈で合っていますか? でしたら、書くことをやめないこと、その上で営業をすること、かと思います。
2.
A.何を思ったのか、ある日突然「音楽と人」という月刊誌の編集部宛てに自分で書いた原稿を郵送し、それがきっかけで初仕事をいただきました。原稿を送った時点は当然実績ゼロ。どこの馬の骨かも分からない者を採用してくださった編集部の方々、ものすごく懐が深かったんだなあと数年後に気づきました。
3.
A.基本的にはそうですね。小さなライブハウスなど関係者スペースのない会場の場合は、自分で適当に観やすいところを探します。
4.
A.リズム。取材対象の哲学・イメージに沿った単語選び。語りすぎないこと。
5.
A.資格はありませんが、それ以外でいくつか挙げると、
【役立った】
・活字を読むのが苦でない性格
・高校〜大学時代に論文を書きまくった経験
・絶対音感
・クラシックの音楽理論
【勉強した】
・類語辞典を何周も読んだ(語彙力強化)
・クラシック脳で理解していた理論をポピュラー音楽脳に変換した(「ハ長調」「C dur」と言いたくなるところを「Cメジャー」と言う、みたいな)
・ビジネスメールの書き方(この仕事を始めた時、まだ学生で社会人のルールが分からなかったので)
・タイピング(勉強というより練習?)
6.
A.ラジオです。オールナイトニッポンの特別番組(?)でスキマスイッチとニコがそれぞれスタジオライブをし、最後にセッションする、というものがありまして。私は元々スキマファンで、スキマ目当てその番組を聴いていたんですよね。ニコの存在はそれ以前から知っていたし、曲も聴いたことあったけど、ハマったきっかけはその時です。
7.
A.わあ、これは嬉しい。ライブハウスで出会ったら乾杯でもしましょう! 既に面識のある人だったら、こんなところで言ってないで普通に連絡ください。笑
8.
A.わりとあります。パッと思い出せた範囲だと、PELICAN FANCLUB、SIX LOUNGE、LILI LIMIT、つづくバンド、YESMANがそうです。(解散・活休含む)
9.
A.気持ちに身体がついていかない時はつらいですね。〆切ラッシュ中に体調を崩して2週間風邪ひきっぱなし状態になった時とか、オールナイト系の取材中にやってくる眠気とか。
10.
A.こちらこそ読んでくださりありがとうございます。
私の場合はそこまで不規則ではないかもしれないです。でも何時間もスタンディングでライブを観たり、フェスであちこち動き回るのにはやはり体力がいるので、ランニングは一応してます。
11.
A.おお、恐縮です。ユニゾン良いですよね。
【やっておいて良かった】たくさんバイトをしてたくさんライブに行く
【やっておけば良かった】一回ぐらいバンド組んでおけば良かった
(そういえば専門学校や講座の類に通わなかったことに関しては特に後悔していないなあ……)
12.
A.恐れ入ります……。
一番最初のきっかけは、2.に書いた通りですね。そのあとは名刺を作ってひたすら営業。
13.
A.「今注目」という温度感ではありませんが、foster the people、THE 1975、Ben Folds Fiveはやっぱり外せないですね。
14.
A.誰が相手でも等しく緊張はしますね。
15.
A.残念ながら思い当たるものが…… 強いて言うなら、飲酒?
でもグルメなわけでもないし銘柄詳しくもないし。呑みながら友人とあれこれ喋ったりとか、頑張ったご褒美に一人で呑んだりとか、そういうのが好きです。
16.
A.逆にそうでなければ書けないです。私の場合は。
17.
A.いつも読んでくださっているようでありがとうございます。
「どのようにしてライターの道へ進んだか」は、2.参照でお願いします。ライブレポートは以前に趣味で書いてはいたんですけど、箇条書きベースだったので、ちゃんとした形にはなっていませんでしたね。本格的に書いたのは「音楽と人」に送った原稿や、その数ヶ月前に「ROCKIN'ON JAPAN」の読者投稿コーナーに載った原稿が初です。
18.
A.一般企業に勤めながらライターをしている人もたくさんいらっしゃいますし、ライティングは遠隔でもバリバリできますし、「現在他業種で働く社会人である」ということはそこまで重要でない気がします。言い方きつくて申し訳ないですけど、チャンスがあるかどうかなんて人に訊くものじゃないというか。誰かに大丈夫と言ってもらえるのを待つより、実際動いちゃった方が多分早いです。
19.
A.超当たり前ですけど、「書くのをやめないこと」ですかね。自分の中に設定するハードルが異様に高くて、「こんな状態で世に出してはいけない」と過度に考え込んでしまって、それゆえにアウトプットゼロ、みたいな状況に陥ることは徹底的に避けました。
20.
A.まずは、どうしてライターになりたいのか、どういうライターになりたいのか、を考えることですかね。そうすれば必然的に「今すべきこと」は見えてくるはずなので。
抽象的な言い方になってしまったので、例として自分の話をします。私の場合は、自分の好きなバンドについて他のライターが書いた記事を読んで「違う、そうじゃない」「私が読みたいものがどこにもないぞ」と思ったことがこの仕事を始めたきっかけでした。この時点では何となく不満があるだけであって、「どこに対して“違う”と思うのか」「自分が欲しているものはいったい何なのか」ということは自分でも分かっていない状態です。
なので、それから
・他のライターが書いた記事を分析する
・良いところ、悪いところをピックアップする
・良いところに関して「良い」と感じた根拠を挙げる
・悪いところに関して「自分だったらどうするのか」を考える
・それに基づいて、オリジナルの原稿を書く練習をする
作業を行いました。その結果、「定型句のような表現をできるだけ使わずに文章を書きたい」という明確なビジョンが見えてきたので、そのための勉強をしました。こんな具合に自分の目標を明確にし、実状と比較し、足りないところやそれを補うための手段を一つずつ考えていくことが、(地道ではありますが)結局は一番の近道なんじゃないかと私は思います。
21.
A.……ということなので、関係者の方々、ご検討お願いいたします。笑(ってここを読んでいる人がいるかどうか分からないが)
そして、いろいろと記事を読んでくださったようでありがとうございます。フレデリックはどれだろう。オーラルの記事はこれですかね?
22.
A.行きますよ、お祝いですから! 台風が心配ですね。
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今回は以上です!
質問は随時募集中なので、お気軽にぜひ。Twitterのタイムラインに連投するのは個人的に好きではないので、またいくつか質問がたまってきたら、ブログに回答をまとめようかと思います。