突然ですが、μ's(ユニット・ソロ含む)の好きな曲をまとめたプレイリストをSpotifyで作ったので、各曲の推しポイントを書き残しておきます。語りすぎると気持ち悪くなりがちなので、箇条書きにする。呑みながら書いているのでわりとラフです。曲順≒好き順。(あくまで現時点での、だけども)
- 1.さようならへさよなら!(μ's)
- 2.Oh,Love&Peace!(μ's)
- 3.ラブノベルス(BiBi)
- 4.Snow Halation(μ's)
- 5.嵐の中の恋だから(μ's)
- 6.告白日和、です!(南ことり、小泉花陽)
- 7.夏色えがおで1,2,Jump!(μ's)
- 8.SENTIMENTAL StepS(μ's)
- 9.ぶる~べりぃ♡とれいん(南ことり)
- 10.輝夜の城で踊りたい(μ's)
- 11.SUNNY DAY SONG(μ's)
- 12. Love wing bell(星空凛、小泉花陽、西木野真姫、絢瀬絵里、東條希、矢澤にこ)
- 13.MOMENT RING(μ's)
- 14.知らないLove*教えてLove(lily white)
- 15.?←HEARTBEAT(絢瀬絵里、東條希、矢澤にこ)
- 16.Angelic Angel(μ's)
- 17.ふたりハピネス(lily white)
- 18.after school NAVIGATORS(にこりんぱな)
- 19.Music S.T.A.R.T!!(μ's)
- 20.僕たちはひとつの光(μ's)
- ~編集後記(というか余談)~
1.さようならへさよなら!(μ's)
作詞:畑亜貴、作曲・編曲:増谷賢
・そもそもタイトルからして神の所業。シンプルだけど深みのある言葉選び。「う」の有無による微妙なニュアンスの違い
・メロディ、歌詞の美しさが随一。ラストのフレーズが最高なのは言わずもがな
・それを唄うみんなの歌い方がやさしくて柔らかくて泣いちゃう
2.Oh,Love&Peace!(μ's)
・この曲もそもそもタイトルが「Love&Peace」という人類にとって根源的なテーマの頭に「Oh!」を置いてライトにするという技術
・Aメロ後半のシンコペーションが気持ちいい
・歌詞はもはや人生訓
・これをバラードとかで唄われるとやや説教臭く感じてしまうが、爽やかアッパーチューンだとかえって泣けるという
・You may dream=ユー・メイ・ドリーム=夢・ドリーム
3.ラブノベルス(BiBi)
・歌詞が総じてすごい。特にサビ
①「祈っちゃうだろっ/泣いちゃうだろっ」の強がりかわいい感じ
②「実られられ……られられられる?」って何? 何食べたらそんな言葉思いつくの?
③と思ったら2番では「捕まらまれ……まれまれまれる?」という予想の斜め上を行き過ぎてもはや宇宙って感じの展開
④「本編よりサイドストーリー/進める癖は直しなさい」というゲームやる人に完全にターゲティングした表現。この比喩面白い
⑤2番に出てくる「全編多分ラブストーリー」との対比
⑥「このキャラにこの台詞言ってほしい」がバッチリ叶う合いの手群
⑦2サビ前「彼女になりたい!」の圧倒的存在感
4.Snow Halation(μ's)
・冬の名曲枠。王道いい曲。メロが抜群
・恋心が芽生える瞬間を「不思議だね いまの気持ち/空から降ってきたみたい」と言い表すロマンティックさ
5.嵐の中の恋だから(μ's)
・構成がクレイジー
A1→B1→B2→C→B3→D1→B4→E(間奏)→F→C2→B5→D2→G(間奏&台詞)→A2→B6→D3→B7
スクフェスには赤字の箇所しか登場しないから、初めて聴いた時にかなり困惑した憶えがある
・E→Fにおける突然のメルヘン展開でもっと困惑する
・でも歌詞の内容的には合っているし、一時的に夢を見せることでこの恋が「叶わない」ことが強調されている感じがある
・掛け合い多くない? 歌詞の中の()率、異様に高くない?
・だからトラックがシュッとしているっていうのもバランス良い
・台詞パートにおける南ことりちゃんの炸裂っぷり
6.告白日和、です!(南ことり、小泉花陽)
・タイトルがすごい。「告白日和」という新たな概念の創造+「、」と「です!」による後輩感の演出
・歌い出しの破壊力。かわいい……
・後ろでうっすら鳴っているピアノが好きです
・「やっと」「ぱーっと」「きっと」「ずっと」「うんと」という促音・破裂音・長音を効果的に使用したサビ各小節頭
7.夏色えがおで1,2,Jump!(μ's)
・夏の名曲枠
・「夏色えがお」という単語。造語なのに何となくイメージできる、という「少年時代」(井上陽水)に匹敵するすごさ
・イントロからしてめっちゃ「夏!!!」って感じがする編曲のセンス
・サビ後半の、あえてファルセットを使わず地声を張って出しているコーラス
・「~ね、~よね?」という言い方がかわいい
8.SENTIMENTAL StepS(μ's)
・「センチメンタルとは」を的確に表現するメロディ・アレンジ・歌詞
9.ぶる~べりぃ♡とれいん(南ことり)
作詞:畑亜貴、作曲:増田達行、編曲:三浦誠司
・「身支度に思いのほか時間がかかってしまった」という明らかに自分のせいで遅刻しそうな状況を「電車さんいそいで><」「時計さんとまって><」に変換できてしまうあざとかわいい感じ
・しかも「言い訳」って自分で言っているからね……自覚あるんですよね……そのうえでおんなの子が時間かかるのはしかたないと開き直っているのが……最高……
10.輝夜の城で踊りたい(μ's)
・コテコテ感を楽しむ曲という認識
・イントロのアップダウンが激しいベースを聴いただけでウキウキする
・絢瀬絵里さんの「ミステリー」がエロい
・「私は赤い薔薇の姫よ」「あなたは白い月の騎士」というサビの言葉選びや、間奏にある台詞パートのベタさ
・イケイケな掛け声
・THEカップリング曲っていう感じ。青春や夢を歌わなくていい曲だからこその遊び心というか
11.SUNNY DAY SONG(μ's)
・王道いい曲
・受け継がれるスクールアイドル
12. Love wing bell(星空凛、小泉花陽、西木野真姫、絢瀬絵里、東條希、矢澤にこ)
・ウエディングソングにして全女の子への応援歌
・男の子には変身ベルトがあるけど、女の子はメイクやお洋服がある
・メッセージ性としてはきゃりーぱみゅぱみゅ「つけまつける」に近いような
・「だからねあげるよ元気」というサビ冒頭の言葉選び。例え直前に「私でさえも」がなくてもコンプレックスを乗り越えたという主人公(アニメで言うと星空凛ちゃん)の背景が伝わってくる
13.MOMENT RING(μ's)
・「聞いてよ いまの気持ちは/…そうだなそうだな語りきれない」という歌い出しの時点で最高。思いが溢れて前のめりになりがちな高坂穂乃果ちゃんの良いところをこれほど的確に言い表せるなんて
・ラストシングル表題曲にして突然ラップに挑むという冒険心(笑)
・「このラップ要る?」と思いきや2サビ終わりの言葉で畳みかけてくるところは抜群の効果を発揮している。この展開を匂わせるためのラップだったのか……?
14.知らないLove*教えてLove(lily white)
作詞:畑亜貴、作曲:星和生、編曲:福富雅之
・「く・ら・く・ら Cry」って大胆だなあ……と思いきや「ま・だ・ま・だ mind」がやってくる
・間奏なしで2番が始まる、そして2番が星空凛ちゃんのソロから始まるという最高の不意打ち
・最推し(東條希ちゃん)がひたすらかわいいのもポイント高い
15.?←HEARTBEAT(絢瀬絵里、東條希、矢澤にこ)
・電波×ミュージカル的なドタバタ感
・全編にわたってフィーチャーされているリズム(イントロ1小節目から出てきているやつ)がそもそも好き。リズム勝ちみたいなところある
16.Angelic Angel(μ's)
・スライドギターの色気
・「遠ざかるほど光る一番星」「翼をただの飾りにはしない」とアイドルが唄ってくれるありがたさ
・Bメロのコードが一段ずつ下がっていくところ
17.ふたりハピネス(lily white)
作詞:畑亜貴、作曲・編曲:佐々木裕
・ほんわかソングに見せかけてわりと転調する
・特に2番Aメロが予想外。しかも終盤でダメ押しのように再登場する
18.after school NAVIGATORS(にこりんぱな)
・ゴリゴリのメタルなのに歌詞が日常系というギャップ
・間奏およびアウトロの唐突な展開(WOD起きそう……)
19.Music S.T.A.R.T!!(μ's)
・王道いい曲
・アイドルはやっぱこうでしょ的なキラキラ感
20.僕たちはひとつの光(μ's)
・歌詞にメンバーの名前が全員分出てくるのは有名な話だけど、それにしても「真姫」の使い方すごくない?
・多種の楽器が登場、アレンジで演出される集大成感。特にストリングスとピアノの使い方が好き
・歌詞には伏線回収も。ファンは嬉しいに決まっている
・一旦高坂穂乃果ちゃんソロになってから全員に戻るラストも心憎い
・関係ないけどジャケ写も好きです。3人ともかわいい
~編集後記(というか余談)~
プレイリストを作ろうかと突然思い立ったのは、自分が欲しかったからというそれだけの話。
で、なぜ欲しかったかというと、聴きたくなった時にいちいち検索するのが面倒くさい、というのが一番にあって。これはラブライブに限った話ではないけど、作中ユニットが何組もいるアニメの場合、アーティスト名がバラバラだから1回の検索で拾える範囲がどうしても狭い。他の人が普段どんな感じで音楽をチェックしているのかよく分からないけど、自分は、気に入った作品(アーティスト)の曲はローラーでチェックしたい派だから、この状況をめちゃくちゃ不便に思っている。そしてこれはアニソンから足が遠ざかった理由のひとつだったんだと思う。今考えると。
あと今回やってみて思ったのは、クレジット調べるのに手間がかかるなあということ。作詞・作曲・編曲は検索すればすぐ出てくるけど、レコーディングのメンバーに関してはなかなか出てこない。「Angelic Angel」のギタリストを知りたかったんだけど、「Angelic Angel ギター」だとカバー動画や譜面が出てくるだけだし、「Angelic Angel ギター 誰」「Angelic Angel レコーディングメンバー」でも引っかからない……。
でも「クレジット明らかにされていない問題」は何もこの界隈に限った話ではなくて、というかむしろアニソンはまだマシな方だと思う。(Twitterとか見てると、新曲発表の段階で作詞・作曲・編曲者の名前が記載されているパターンも少なくないし。「楽曲派」という言葉もあるくらいだし、気にしている人が多いのだということを運営側も分かっているのかな?)
バンド界隈の話をすると、先日、BLUE ENCOUNTの新曲がカッコいいぞっていうツイートをしたら、agehaspringsのアカウントにリツイートされて。
ブルエンの新曲良いですね。殻破った感じある。
— 蜂須賀ちなみ (@_8suka) 2019年8月13日
BLUE ENCOUNT 『バッドパラドックス』Music Video【日本テレビ系土曜ドラマ「ボイス 110緊急指令室」主題歌】 https://t.co/VJRPx7uYuj
そこで初めて玉井健二さんがプロデュースと編曲を担当していることを知ったんですよ。なぜなら、バンドのホームページにも、YouTubeの詳細欄にも記載されていなかったから(アゲハ側はちゃんと宣伝している)。おそらくCDの歌詞カードには記載されているだろうし、インタビューとかでは語られているのかもしれないけど、いや、そういう情報はすぐにアクセスできるところに置いといてほしいなっていう話。メンバーがやっています感を演出したいのか分からないが、バンドの場合、プロデューサーの名前があまり語られない傾向にあるように思う(ものすごく有名な人は例外)。素晴らしい仕事は適切に認知・評価されるべきだと思うので、クレジット、もっとオープンになるといいよなあ……。
入り口と導線、どうにかならないですかね?